行橋の作家、光畑浩治先生の遺作『田舎日記~これにて~』
光畑先生の『田舎日記』完結編『これにて』
- 行橋の風土に根ざし、日々の出来事を“千字文”に託して綴り続けた光畑浩治さん。『田舎日記、これにて』は、20年以上にわたるシリーズの第7巻にして完結編、そして著者の遺作です。
郷土を歩き、生活の中に発見を求め、言葉に遊び、人物に学ぶ――。ありふれた日常をすくい上げ、温かな視線とユーモアで描いた文章は、読む者に「ふるさととは何か」「生きるとは何か」を静かに問いかけます。
巻末には、著者を知る15人による追悼文集も収録。地域に根を下ろした文化人の仕事を、著者を慕う人たちの言葉とともに後世に伝える一冊です。
「田舎日記」はこれにて結びますが、その世界は読む人の心に生き続けます。
INFO
- 本
- 田舎日記 これにて
- 著者
- 光畑浩治
- 価格
- 本体1,980円(税込み)
- 出版社
- 花乱社
※購入方法は花乱社ホームページから
- 光畑浩治 氏
- 1946年行橋生まれ。元市役所総務課長。光畑氏は芥川賞作家の鶴田知也など京築出身の偉人などについてのエッセーを執筆し、京築地方のミニコミ誌に発表。1994年には西日本新聞北九州版で連載「京築の民話」を担当。著書:ふるさと私記 編著:句碑建立記念竹下しづの女共著:京築を歩く、田舎日記シリーズ「一文一筆」「一写一心」など
PHOT
[作成]2025年9月3日