100年を経て復活した「かずら筆」を小倉城で販売

かずら筆の由来
福岡県みやこ町犀川木井馬場で幕末から明治にかけて書家・下枝董村(しもえだとうそん/1807-1885)が暮らしていました。 董村は、小笠原藩十代藩主・小笠原忠忱(幼名・豊千代丸)侯の書道師範を務めていましたが、明治二年(一八六九)、木井谷を安住の地と定め、明治十八年、七十九歳で没するまで自然豊かな里で日々を送りました。 彼は、村人から現人神として崇められ、日本書家十傑の一人といわれるほどの人物でした。日々三千字の練習を自らに課し、この地で入手できない筆墨は、山中の樹木に絡まる「蔓」を叩いて「筆」、川の水を「墨」、川底の乾いた大石を「紙」として研鑽を重ね、雄渾で躍動感ある書を得意としました。かずら筆は自然を愛し、自然を友とした董村が自然から創り出した筆です。平成元年(一九八九)、みやこ町の「柿木原董村会」が、百年を超えて復活後、幻の筆として密かに伝わっていたのを「かずら筆同好会」が再復活させました。
人と自然が造形する独特の線、書き味。
みやこ町の山から切り出された葛(かずら)は様々な工程を経て筆となり、一つとして同じ書き味のものは無く、書家の腕を唸らすもので、地方発送を試みたところ認知されるところとなったそうです。現在は小倉城内「しろテラス」で販売されていますので、こ興味のある方は是非、足をお運びください。
郷土特産品として販売中
大(黒紐:3,300円)
中(赤紐:2,200円)
小(紫紐:1,100円)
<関連情報>
小倉城公式ホームページ「しろテラス」
https://www.kokura-castle.jp/shiroterrace/

<情報提供>
一般社団法人豊前国小笠原協会

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[作成]2021年08月01日