当社のタクシー運賃が最安値にでき理由

タクシー運賃改定の仕組みや、当社の価格設定について書いています。

タクシー運賃改定とは
上限下限
運輸局の京築運賃レベル表
何故、最安値なのか？
かつて、タクシーは公共の交通として、地域共通の価格が定められていました。平成5年に地域同一賃金が廃止され、事業者が賃上げを望む場合は個々の会社から運輸局に対し価格改正を申請し、その申請数が地域の全車両台数の7割を超えた時、認可へ動き出します。運輸局からは過当競争を防ぐため上限下限が設定された複数の価格が提示され、各事業者はこれを自由に選ぶ事ができます。今回、当社京築地区ではD価格を選択し、他社がC価格であったため、地域最安値となりました。
初回短縮とは
2014年改定で初回短縮
2014年改定時の広告
乗り易さを目指す初回料金の設定
『初回短縮』とは、本来1.5㎞程度の距離を初回とする設定を短縮して初乗り価格を下げる方法です。当社では2014年消費税増税による値上げが利用者離れを生じるとして初回短縮を取り入れました。急な雨で徒歩を断念された時でも気軽に利用できると考えており、タクシーを初めて呼ぶ利用者を増やす試みでもあります。
最安値は地域と共に
生活インフラ
過疎地必需のタクシー
地域を支える生活インフラ
公共交通が充実していない地域では、ご高齢者に欠かせない移動手段となっているのがタクシーです。昨今の燃料高騰や物価高騰に自社と共に苦しんでいる年金生活者の多くがご利用者様であり、できるだけ低価格でご提供するため、苦慮した結果が、現在の価格に現れています。

京築地区は地域最安値です

ニュース
令和6年10月の新運賃から地域最安値に
2014年に初回短縮(480円/864m)、2019年増税改定(490円/876m)、令和2年(2020年)の改定時は運賃上昇を抑えるため最下から2番目の価格へ(490円/884m)へ、他社も追従する形で同運賃でしたが、2024年10月、地域で唯一、D価格(590円/970m)を申請し、地域最安値となりました。

北九州市では運賃最安です

タクシーステッカー
令和４年９月の新運賃から最安に
2014年の増税価格改定で初回を短縮(510円/956m)、2019年に消費税8%となり改定を実施(520円/968m)、令和4年(2022年)の改正で下限価格(580円/1018m)を導入し地域最安値となりました。

大分県は令和6年に値上げしました

ニュース
令和2年最安。令和5年は価格据え置き、現在は他社と同額です。
大分県でも2014年に初回短縮(520円/1026m)、2019年増税改定(530円/1034m)、2020年改定に下限価格を導入し大分県下で最安の運賃(470円/1000m)となりました。そして2023年の運賃改正では値上げせず見送っています。2024年、燃料高騰などを理由に値上げしました。現在、他社と同額となっています。
 

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●小倉南区周辺から
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