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中型タクシー日産ブルーバードの小型車量化改造

ブルーバードを購入したが車長が中型車。
 日産製タクシーのご用命が多い苅田営業所用の車輌としてブルーバードを導入しました。しかし多くの都市圏では無いはずの問題が浮上、それは京築地域にタクシー『中型車』の規定が残っていた事です。入荷した車体はタクシー小型車登録に車長がわずか1cmほど長く、中型車で登録すれば料金が高くなります。これではお客様に提供できないとして運輸局に相談し車短改造へ踏み切りました。その後、審査も通過し4月27日に苅田営業所で運行を開始しています。
何故ブルーバードでなくてはならないのか? 日産にも新型タクシー仕様車が提供されているにも関わらず、この車種を導入する理由は床下の高さにあります、高齢者や歩行困難者が両足を地面に接地したまま座るように乗り込むため、特に田舎地域には「低さ」が不可欠なのです。もちろん新型車はその座席の高さと広さが快適感となり旅行バッグなど大型荷物も積み易いメリットがあります。今後は低床車と新型車のバランスを見て複数の車種を導入して行く見通しです。

2017年04月27日

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