企画広報室

VPN回線と古いパソコンを活用した擬似クラウド。
サポートが終了され廃棄予定のパソコンを使った共有サーバーの作成をお勧めします。ネット閲覧やメールを使わないサーバー専用ならサポート終了後も問題は少ない作業です、またパソコン内のフォルダ同様に使えるためITスキルが低い社員でもすぐに使えますし、万が一ネットワークに障害が発生た場合もデータは社内のパソコン内にあるので急ぎの資料などは直接取りだせます。
こちらでは広報室で作成した廃棄パソコン(WindowsXP)を使った共有サーバーについてご紹介します。

VPNとは

擬似直通回線と言えば解りやすい
通信が暗号化されており外部からアクセス出来ない仕組みになっており共有設定を安心して使う事ができます。社内LANとしては通常のインターネットと変わりありませんので外部のホームページもメールも閲覧できます。

共有サーバーの作り方

廃棄パソコン調整から設定まで
お使いのOSにより設定が異なりますので、一貫の流れを簡単に説明します。本当に作ってみようと思う方は検索で自機の仕様に合った設定を調べてみてください。
リモート設定と自動化でモニターやキーボードが不要に。
廃棄パソコンにはモニターが無い事が多いですが、リモートで他のパソコンから内部を操作すれば設定後はモニターやキーボードも必要ありません。キャッシュの開放や熱暴走などを考え、会社の終業時間に自動的にシャットダウンさせ、始業時刻に自動起動する設定を施します。また深夜にデフラグなどのメンテナンスやUSBメモリにバックアップを取るなど設定すればパソコンが自己管理してくれます。
当社のストレージ化された元廃棄パソコン
一度廃棄されたものの現在は全営業所の共有データ庫として利用されています。文書の改定がリアルタイムで可能となり、必要な時に印刷できる事も紙コスト抑制になります。またメールに添付するには重いデータなどの送付にも使われているようです。
モニターもキーボードも不要なので書類倉庫にスッキリ収まっています。
古いパソコンの故障にそなえUSBにデータを毎日自動バックアップさせていますが、ちゃんと機能しているか広報室から月に1回程度チェックしています。

 
 

2018年11月02日